PLAGLAについて

<ブランドスタートのきっかけ>

「砂浜のゴミを拾う以外にも、何かできることはないだろうか?」

ビーチクリーンをするたびに、ぼんやりと考えていました。

10代後半でサーフィンを始めてから約15年。サーフィンを通して、全国各地のサーフショップやその土地の人達と関わってきました。

海のそばに住む人たちは日課のようにビーチのゴミを拾い、みんなが楽しく遊べる綺麗な海を保とうと努力をしている方がたくさんいます。

しかし、いくらゴミ拾いを続けても、川や潮の流れに乗って大量のプラスチックごみが海に流れ着きます。。

その量は年間800万トンというとてつもない量です。

そんな現実を目の当たりにし「拾うだけでなく、ゴミ自体を減らす努力をしなければこの問題は解決しない」ということを身をもって実感しました。

そして、リサイクル技術をうまく活用して人と地球環境に役立つ商品を作りたいと思うようになりました。

その後、工場の方々との出会いや試行錯誤の末に完成したのが、ペットボトル生まれのアイウェアブランド「PLAGLA」です。

 

 

<PLAGLA | 名前の由来>

PLASTIC(プラスチック)とGLASSES(メガネ)=「PLAGLA」(プラグラ)

ペットボトルもプラスチックの一種といういうことから、シンプルに「PLAGLA(プラグラ)」という名前になりました。

このネーミングには、『プラスチック=悪いもの』と一方的に決めつけたり、ネガティブなイメージばかりが先行しないようにという想いも込められています。

もちろん、たくさんの弊害が起きているのは承知ですが、今の生活を便利で豊かにしてくれているという事実があるから、そこをしっかりと受け入れたうえで、あえてブランド名に“プラ”の文字を入れ、フレンドリーな響きのネーミングにしました。

きっと、ゼロにはできないだろうし切っても切れない関係なら、どうやったらもっと良い付き合いができるかな?というポジティブ考えを広げていけたらいいなと思っています。

 

 

<生産者の想いもつないで>

PLAGLAが生産される場所は、福井県鯖江市にある工場です。

この地名を聞いてピンと来た方も多いと思いますが、鯖江市は日本製メガネの生産シェア9割を誇り、世界からも高い評価を受けるメガネの一大産地です。

そんな鯖江の工場ですが、ペットボトルをリサイクルしてフレームを作るという取り組みをしている所は他にはなく工場側にも制作を始めた独自の背景があります。

工場の代表は以前から途上国への海外支援を行い、このことがきっかけの一つとなってリサイクルプラスチックの製品作りを始めました。現地のゴミ捨て場には毎日大量のごみが廃棄され、そのゴミが化学反応しメタンガスで煙が上がっている様子や貧富の差などを直に目にしてきました。

「子供たちにも綺麗な海や自然を残していきたい」という想いで、数年に渡る施策の末にこのフレームが生み出されています。

 

私たちブランドには、 ”生産者の想いも受け継いで消費者までバトンをつないでいく役割” があります。

そのため私たちは定期的に工場を訪れ、生産現場の方達と打ち合わせを重ねてより良い商品を生み出せるよう日々研究を重ねています。

 

<環境への取組み>

売上の一部は公益財団法人「海の羽根募金」に寄付され、全国の海岸清掃や保全活動の費用として使われます。

つまり、PLAGLAを購入することで間接的に自然環境を守る支援に参加することができます。

まだまだ小さな動きですが、PLAGLAを使う人が増えていくことで、持続可能なリサイクル活動が活発になる仕組みを作ることができました。

私たちがいつまでもきれいな海や自然で安心して遊べるよう、このブランドを通して支援を続けていきたいと思います。

詳しい内容はこちらからもご覧いただけます>>

 

<おわりに>

わたしたちPLAGLA ”リサイクル”"環境に優しい" ということがフックになって、色々なメディアや媒体に取り上げて頂いたり発信させてもらっていますが、将来的にはそれ自体が当たり前のことになって “これはリサイクル素材で作られていて、地球に優しいんだよ” と言われなくても、そういった商品が、世の中に自然に溶け込んでいる状態になれたらいいなと思っています。

そういった未来がくると信じて、PLAGLAというブランドがより皆さんの身近に感じてもらえるように、これからも活動し続けてしていきたいと考えています。